こんにちは、テノールの山田です。
先日9/22,23で、10/26にジョイントコンサートを行うもんじゃさんと山梨県まで合宿に行ってきました。 合宿では、合同演奏を行う楽曲の練習はもちろん、お互いの単独ステージの曲を聞かせあったり、そしてもちろん夜は懇親会(飲み)で真夜中の3時まで懇親を深めるという濃密な時間を過ごしました(笑) 個人的に印象深かったのは、大人数の中で声を1つにして歌うという経験ができたことです(個人的にできていたかということは置いておいて)。 これまで大人数で歌うという経験がなかったというのもあり、個がパートのために合わせる形ということが初めてで、また1つ合唱の面白さを知ることができました。 また、やはり合宿での夜の懇親会も大事ですね。これまで合同練習を何回かやり、そのあと飲み会とかもやっていましたが、合宿の前後では個人的にも周りを見ても、もんじゃさんの団員とSMCの団員の距離はグッと近づいたと感じます。 本番まで残り僅かですが、頑張っていきます!
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―先日9月8日に開催された、SMC第4回単独演奏会の実行委員長になったきっかけを教えて頂けますか? 和氣 委員長に就いたのは2018年の4月頃ですね。ほとんど勢いでなりました。「打診されたしやってみるか」みたいな。 やりたい曲とか演出のイメージもあったので引き受けました。 ―それでは、その構想に向けて一直線、だったのでしょうか。 和氣 それが、多くの団員が実行委員に手を挙げてくれて一人一人が色々なアイデアを持ってくるので、コンセプトや曲目などは何度も話し合いましたね。おかげで私としても最初に考えていたよりも更に満足のいく演奏会にすることができました。 ―第1ステージ、水のいのちについて教えてください。 和氣 「めぐる」ということを今回の演奏会のサブテーマとしていましたが、第1ステージは「命のめぐり」。SMCにとって挑戦だった大曲ですがじっくり曲に取り組んで、大ホールで良い音が鳴らせました。 普段ポップス寄りの曲を歌う事も多いSMCですが、クラシックな音をしっかり出すこともできるようになってきたのかな。 ―第2ステージ「めぐるひととせ」では浴衣や袴など、全員が和装をしてきましたね。 和氣 第2ステージは「日本の四季のめぐり」で、個人的に「和」を表現したステージをやりたいと思い作ったステージです。 衣装にもこだわりたかったので、舞台準備のために必要以上に長い委員長挨拶を挟みました。 (一同笑) 和氣 後から自分でも映像を見たけど、あれは飛ばすよね(笑) ―和氣さんといえば「水」や「光」にこだわりがある印象ですが、そんなこだわりも見えたステージでした。 和氣 そうですね。個人的にやりたかった事を全部盛り込んだステージになりました。男声・女声合唱を入れたり、コーラスのステージであまり使われない楽器や照明を取り入れたり。 ―そして、第3ステージ「キュイジーヌ Ⅱ」は初の委嘱初演ステージだったとか。 和氣 「和」のステージに続いて、「世界の色々な国の料理をめぐる」ステージでした。 アンケートで『聴いていてお腹が空いてきた!』という声がたくさんあって、キュイジーヌの歌詞をしっかり伝えられて嬉しかったですね。一つの曲集で世界中の音楽性を楽しむことができる、音楽的にもとても濃い組曲です。 作曲家の吉岡先生に直接指導も頂いて、世界で初めての音源を作っていく、初演ならではの経験もできました。 衣装は世界の色々な民族衣装にして、第2ステージと対比させるようなステージにしました。 ―パンフレットも素敵でしたね。 和氣 本番はみんな舞台上で歌っている訳で、手元のパンフレットはその舞台にふさわしいものじゃなければ無い方がマシ、ぐらいに思っていました。 そんな雑な要求を団員が形にしてくれました。各ステージ、パンフレットが舞台の一部として活躍してくれたと思います。 ―今回の演奏会を振り返ってどう感じるでしょうか。 和氣 いろんな面で「挑戦」だったかと思います。 杉並公会堂大ホールでの公演や初の委嘱初演や演出など、運営面でも演奏面でも挑戦だったなと思います。出来上がった音源を聴いて自然と涙が出るくらいでした。が、やっぱり決して気軽に委員長を引き受けるものではありません。 (一同爆笑) 和氣 今後の企画も動き出していて、これからも色々なことに挑戦していきます。またたくさんのお客さんに聴きに来てもらえたら嬉しいです。 ―今日はありがとうございました。 聞き手:和氣
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11月 2019
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