久々に練習報告を担当します。テノールの花岡です。 SMCの次の演奏の機会は3月19日(土),合唱団轟さんとのジョイントコンサートです。 今回はその合同ステージに向けた,初の合同練習でした! 練習をリードして下さったのは合唱団轟の団内指揮者である原田さんでした。 (僕は親しみを込めて彼のことを「たいぞーさん」と呼ばせていただいております) さて!では練習の報告をしていきます。 (今回は勉強になることが多かったので結構まじめな内容になっています笑 たまにはこういうのもあり?) ■発声 声帯が振動して歌声になるまでの仕組みをひも解いていきました。 ①声帯で「原音」が発生する ②口腔で「音色」が,鼻腔で「共鳴」が起こる ③それらが合わさって歌声になる 母音や音程が変わっても口腔と鼻腔のルートを保つ,ということを意識する練習をしました。 ■Furusato
合同ステージで演奏するBob Chilcott「Furusato」を一曲ずつ練習していきました。 ・紅葉 おなじみのメロディを全員で歌ってみました。 発声練習でやった「口腔と鼻腔のルートを保つ」ということに注意しました。これができないとなめらかに歌えたつもりでもガタガタに聞こえてしまうので気を付けなければ。。 四声でハモるところは全員で内声パートを歌ったり,女声でアルトを男性でテノールを歌ったり,それを逆にしてみたり… ソプラノやバスが内声を意識できないと,テノールとアルトは互いのパートを意識できないと和音はキレイにハマらないのだということを実感しました。 ・砂山 バスとアルトの旋律をユニゾンで歌う練習を繰り返すことで全体の歌唱を整え,独特なスケール感のよく出る演奏を目指しました。 また,全員「でゅ」と発音しながら歌ってみる練習が印象的でした。口の狭い母音で歌うと響きのポイントが当たりやすいということで,音合わせが捗りました。 この練習法は是非取り入れたい… ・故郷 イントロのハミングでのハーモニーは各パートの音の変わるタイミングが合わないと和音が潰れてしまいます。あえて「でぃ」で歌ってみて,音の変わり目を揃える練習をしました。 子音を立てすぎない! 「みーずーはーkhhhhiiiiyokhhhhiii fffffぅーるーさーとー」みたいな歌い方をすると日本語として不自然になってしまうので注意が必要です。 日本語は子音と母音は分かれていないということですね。 ・おぼろ月夜 ワンフレーズの中に出てくる母音でも違う発音で歌うことの重要性を実感しました。 例えばきれいな日本語をイメージしてみると「においあわし」の「に」と「い」は同じ母音なのに発音が違う,ということでした。 ・村祭り 「どんどんひゃらら どんひゃらら」と太鼓の音を表現した印象的なフレーズが出てきますが,リズムの打ちどころを揃える練習をしました。 「どん(●)どんひゃらら どん(●)ひゃらら(●)」…●のところを,アクセントにはせずに四分音符の音価を保つのが重要,ということでした。 -- というわけで長くなりましたが今回の練習はザックリこんな感じでした。 練習の後は両団で懇親会を開催! 夕方16時くらいから始めたのに終わりは気づけば22時…あれ…練習より遥かに長かったような……まぁ良い交流ができたのかな?笑 本番まで二ヶ月を切りました。 楽しみたくさんです!
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11月 2019
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