初めて練習報告を書かせていただきます,バスのみやぎです。
SMCに入団してから早いもので3か月。入団歴と合唱歴が一緒の合唱ビギナーです。 この日は,3月に行われるジョイントコンサートに向けて,轟さんと合同練習があり,さまざまな練習を体験できた貴重な1日でした。 ◎合同練習 「ノスタジルアⅡ」と「Furusato」の曲を練習しました。 練習の中で印象的だったのが,①「声を前に出すこと」と,②「首を動かさないこと」です。 ①「声を前に出すこと」 声を前に出さないと,そのフレーズはずっと音が低くなってしまい,きれいに聞こえなくなってしまうので,やめてほしいとのことでした。 ②「首を動かさないこと」 首を動かしてしまうことによって,ピッチがずれてしまうことや,音が揺れてしまうことがあるので,注意が必要ということでした。 ぼくは練習指揮者である原田さんと初めてお会いしたのですが,とてもハキハキしていて,指示が明確な人という印象を受けました。周囲の人に聞くと,その日は150%増しのテンションみたいでした。そんなこともあり,みんなが原田さんにグッと引っ張っていかれるかたちで練習を終えました。 ◎単独練習 しばしの休憩をはさみ,「クレーの絵本」の練習をしました。 先ほどの練習とは異なり,SMCの団員がそれぞれ自分の考えを述べながら練習が進みました。 練習の途中で,ある団員から「これ,楽しい!」という言葉が出ました。そこから,歯車が上手くカチッと合わさるかのように,練習の効率がいちだんと上がった気がします。それというのも,歌うことそのものや,楽譜通りに歌うこと,表現方法を考えることなど全てが,「楽しい」という一言に収斂されていたようでした。 「楽しい」ということは,曲を作っていくことと矛盾するような気もしますが,歌うことの根底にあるのは「楽しい」という気持ちであって,自分だけでなく,お客さんに楽しんでもらうことを考えながら取り組むことが,理想的な姿勢なのかなとも感じさせられました。 今回の轟さんとの練習をとおして,一人ひとりが指揮者であるかのように曲と向き合っていくことが,SMCの今後の課題なのかなあとぼんやりと考えた1日でした。 本番まで残りわずかですが,自分にできることを一つひとつクリアしていけますようにと,てるてる坊主にお願いをしようと思っています。
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11月 2019
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